鳳凰二山日帰り縦走 [山行記録]
鳳凰二山日帰り縦走記
7/12(土)pm11:50青木鉱泉 着(車中泊)
にょごサンBlogにありますように、集合場所までの道程が
あまりにも荒れ果てた道でしたのでZでは到底辿り着けないと
決めつけ2人で登山の準備を…(すみません^^;
するとそこににょごサンが…
7/13(日)am4:10青木鉱泉 発
↑私のZ!!(嘘
相方の通勤車(トヨタ・ラクティス)
韮崎ICから旧道で青木鉱泉まで…
舗装されていない凸凹道
途中、シカ、タヌキに遭遇
当たり前ですが新道をオススメします。
青木鉱泉HPにアクセスルート載ってます。(わかりづらい)
長丁場な為4:10にヘッドライトを点けて出発
歩く事数分
中道ルートとドンドコ沢ルート分岐
4:26
渡渉
4:27
工事関係車両車道を歩く事30分
中道登山道入口
5:00
ここから薬師岳山頂まで4時間30分の道程
日が昇り辺りも明るく
6:15
地蔵岳オベリスク
途中、カモシカらしき糞を踏みながら進みます。
(ナニかクサいなぁ~と思っていたら踏んでました(爆)
am6:50
遠方に八ヶ岳を望む am7:33
御座石am8:14
標識・薬師岳山頂1.30
なかなか森林限界にならなくイライラしてると
笠雲をかぶった富士山(笠富士)
am8:53
薬師岳取り付き付近の展望台らしき箇所にて
am9:05
薬師岳取り付きにて にょごサン
am9:06
どうにかこうにか取り付より登る事30分…
ついに薬師岳に到着。
ここまで登ってしまえば後はほとんど下りも同然。
どっちが薬師岳2780mのピークか迷い中~
am9:35
そしても一つの楽しみ稜線の向こう側の景色!!
北岳3193m(日本第2位の高峰)
am9:37
薬師岳山頂は強風のためとても寒くジャケットを羽織る。
(観音岳につづく稜線上で)
鳳凰三山最高峰である観音岳2840mへ向けて出発
北アルプスの燕岳【ツバクロ】にそっくりな地質の花崗岩
am10:01
稜線を歩く事35分
観音岳2840m到着 薬師岳を振り返る。
やはり日本一の山、富士山は存在感抜群
風がさらに強く、そして寒い…
(前記事の動画はココ観音岳から撮影)
am10:07
さぁ地蔵岳のオベリスクへ向けて出発~
(錆錆のこのオブジェ何か意味があるのでしょうか!?景観を損なっているようないないような…)
と、その前に今回の山行スタイル
今回は長丁場に備え 荷物は最小限、
中身は
レインジャケット(AIGLE)+レインコート(下)
手拭い
行動食
昼食(7-11で買っタヌキうどん)
ヘッドライト
コンデジ
ハイドレーション(1ℓ)
炭酸500ml
のみの超超軽量でメチャメチャ軽かった。
ウェアも下はAIGLEのハーフパンツにTNFのゲイターで今流行!?スタイルで(笑
でも膝が出ているので虫に刺されまくり…orz
特に右膝に大きな虫に刺されたらしく今現在も右膝全体が腫れちゃいました。
でもでもクーリング対策にはこのスタイルOKです。
(北アルプスなどの岩稜帯では膝を切る恐れがあるのでスパッツ履いた方が◎)
靴は6年前のモデルのNIKE・ACGトレッキングシューズ(ローカット)
趾尖部のサポートが弱く何回か捻ってしまいました。
地蔵岳と鳳凰小屋分岐
風上より暗雲が…
そして強風
下山の体力も考えて
地蔵岳は断念…
鳳凰小屋へ
am10:39
鳳凰小屋
am11:15
トイレを済ませ、昼食で場所を借りるので少しでも小屋にお金を落とそうと
サイダー¥350×2本購入
小屋のご主人と少しお話~
鳳凰三山日帰りはキツイしあまりそういう人はいないらしい^^;
今度来た時は鳳凰小屋泊まりますね!!
そしてココから出発地点・青木鉱泉までがかなりキツイとの事…
am11:30(小雨パラパラ)
㊧私のberghaus ROAM30 ㊨はにょごサンのkarrimor ridge40
私のザックの中身が先ほど記載したようにスカスカザック
にょごサンのザック持たせてもらいましたが… 10kg以上はありました…さすがです。
準備を整え ドンドコ沢を下ります。
am11:50
振り返ればオベリスク
am11:55
北アルプスと違い標高が高くても植物沢山、瑞々しい~
13:10
順調に軽快にドンドコ下ります(爆
南精進ノ滝
pm13:45
でもココからがキツかった…
湿った苔の付いた岩の連続、しかも結構な段差…
足を置くと滑る滑る…
そして急峻な下りの連続…
私は湿った岩で滑り肘を打撲&擦過傷
にょごサンも岩で滑り危うく谷へ…
相方は足が届かず岩がお尻に刺さる…(笑
途中、4パーテーを追い抜くがなかなか辿り着かない…
渡渉あり、高巻きあり…
どうにかこうにか
出発地点の青木鉱泉に到着!!
pm15:15
思ったより早い時間で下山出来たので青木鉱泉のお風呂でひと汗流すことに。
タイミング良く貸し切り状態~
風呂上がりにはお食事を~
カレー頼んだらライスが炊けてないって…orz
山菜ソバ食べました~
お水はよく見て飲みましょう~
そして、新道ルート案内ありがとうございました^^
めちゃめちゃ快適に韮崎ICに辿り着く事が出来ました。
てか、足回り入ってるのに飛ばし過ぎです!!(汗
感謝
今回、にょごサンとの山行はとても不安でした。
健脚な上に裏妙義縦走、八ヶ岳縦走と波に乗っている方と
3月に屋久島縦走したっきりな私たちがはたして着いて行けるかどうか…
でも、にょごサンはそんな私たちに気を使っていただき素晴らしいペース配分で
相変わらずの日帰り強行縦走が達成できました。
今回はにょごサンと私の時計に搭載されている高度計を使っての登山。
何mを何分で登っているかナドナド
そして辛い時にはあと何m登れば山頂だという事を意識して
とても楽しく縦走出来ました。
にょごサン、こちらこそ凸凹夫婦ですがこれからもよろしくお願いします^^
帰りの高速道路から
中央左寄りに吊るし雲
中央右寄りに富士山
この日は富士山周辺に吊るし雲が沢山出てましたよ。
8月の登山予定なし!!
鳳凰三山日帰り縦走 [山行記録]
7/12
鳳凰三山二山縦走
※観音岳2840mより縦走路を撮影。左上方にはオベリスク右端の人物はにょごサンとうちの相方
15日までイソイソなので詳細は後日
7/12
蓮の花も最盛期
7/13今朝見たら花弁が散っていました。
残り3つ、楽しみだなぁ~
アライブ ~生還者~ + News [山行記録]
山と渓谷社のメルマガを読んでいたら
『アライブの映画観賞券5組10名様プレゼント』
さっそくアンケートに答えて送信!!
2日後にお手紙着ました^^
しかも封切りに間に合うように送ってくれるとの事で…
観たい映画のチケットでしたのでとても嬉しかった!!
さてさていつ観に行こうかなぁ~
4年前のH18年に雪崩により倒壊した北アルプスにある岳沢ヒュッテが今年初め、
再建断念と記事が出ましたが、急きょ、来年8月上旬に再建するそうです!!
雪崩に備えて毎シーズン建て直すそうです。(プレハブ宿舎50人収容)
貴重な中継拠点だっただけに再建言うとても嬉しいNewsでした。
って私の今年の計画は上高地から入らないから利用出来ないか…
さて今週末はYatsugatake・GroveCafeでオフ!?があります。
楽しみ~誰が来るかな~!?
樹齢7200年 [山行記録]
縄文杉【ジョウモンスギ】
樹高25.3m
樹木周囲16.4m
現在確認されている中で最大級の屋久杉
樹齢7200年とも2000年とも言われる屋久杉
何本かの屋久杉が合わさって育っているという説
樹齢7200年ではないと言う説も
※クリックすると多少大きくなります。
Nikon D300 + MB-D10
AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
絞りF10 1/3SS -0.7ステップ 40mm(60mm) SLIK三脚使用
RAW画像をCapture-NXでjpeg変換
※クリックすると多少大きくなります。
正直、樹齢2000年でも7200年でもどちらでもいいと思う
想像を絶する桁違いな時間を経て成長した大きな杉に
屋久島のど真ん中で出会えた事にただただ感動。
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屋久島世界遺産区域はとても整備されていて登山道の7.8割は木道で整備されていました。
でも所々で生きている木々に登山者を配慮した滑り止めを刻んであったり、
たいして滑りやすくない箇所の岩が階段状に削ってあったりと…
登山者を配慮する前に自然をもっと配慮すべきではないかとも思いました。
また世界遺産と言う事で観光客もかなり増えた事はとても良い事!?だと思いますが
登山者のマナーが悪すぎます。(ごく一部ですが)
世界遺産区域で立小便をしたり、一番目だったのが超軽装で入山している若者たち。
高校生風の男の子はビーチサンダルで、若いカップルは雷、強風、大雨にもかかわらず
東京の街で見かけるコートにスカート、ローカットのスニーカー… 雨対策は透明ビニール傘のみ
と言う完全に山をなめていると言うよりも山の怖さを知らないのでしょう。
怪我でもしたり、それ以上の事があったりしたら周りの人に迷惑をかけるって事をも知らないのでしょうね。
白谷雲水峡に関しては入口に管理棟があるのですから少しはアドバイスしてもよさそうですけど。
この先、軽装入山者による事故が続けば富士山同様に入山規制されるかもしれませんね。
まぁ私も今回、テント、ツェルトも持たずに山に入り迷惑をかけた大馬鹿者ですが(爆
まだまだいいたい事ありますがこの辺で…^^
以上、屋久島山行報告でした。
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最後に
今回も企画、情報収集、準備段階から山中での出来事までとても楽しめ
また多くの事を感じたり思う事が沢山ありました。
次回も良い山行に繋がる屋久島であったっと感じます。
2.30年後、また訪れてみたい屋久島、どう変わっているのか、変わりなく維持できているのか
楽しみでもあります。
画像が多く見て頂くのが大変だったと思いますが
最後まで見て頂き本当にありがとうございました^^
※久々にnice!&コメント欄OPENしました(笑
なにか感じた事など、ご意見などありましたらご遠慮なくコメント下さい。
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雨雨雨、本来の屋久島 [山行記録]
動画あります
3/22(日)
AM3:20
スントの時計と睨めっこ
寝るに寝れず、やっと長い長い夜が終わる。
未明からの大雨+大風
AM3:30
誰かの目覚ましアラームが鳴った。誰も起きない…
私一人だけ起きている!?
一人起きだし静かにストレッチ
AM3:40
一斉に起床。
皆さん言葉少なく手際良く片付け、準備に取り掛かる。
外は真っ暗+大雨… どうやら1日雨らしい。
なんだかんだ準備しているうちに1時間近く経ってしまった。
AM4:30
レインジャケットにハットに準備万端!!
小屋の扉前で一つ屋根の下で一晩を過ごした仲間にお礼を言い出発。
外にいた、例の高校山岳部の顧問の先生が寄って来て
「昨晩、良く考え直しました。私の言った事が間違えていました。
とても勉強になりましたし、良い経験をさせて頂きました。」
っと…
お互いに良い経験となったことは間違いありません。
今後に活かせるようにしましょう!
そしてまた何処かでお会いできたら良いですね!
と告げて、
先生から握手を求めてきたのでお互いの無事下山出来る事を伝え出発!
それにしても辺りは真っ暗。
そして大雨
さらに大風
挙句の果てに濃霧
足場は悪く木の根を踏むと滑る所も
木道も雨で滑りやすい
ヘッドライトも霧で乱反射して視界が悪く
時折立ち止まりルートを確認
後ろを振り向けば相方のヘッドライトのみ
その後ろは真っ暗闇…
自分が危険だと思う場所は常に後ろに伝えます。
(どこの山に行ってもそう。)
縄文杉や大王杉、夫婦杉を通過するも雨と濃霧で何も見えず…
切り株の中から見上げるとハートマークが見れるウィルソン株(AM5:50)
も土砂降りの雨で撮影失敗…
大株歩道入口(AM6:20)
橋げたにカメラを置いてコンデジ夜景モード8秒露出
日の出は6:33ですのでまだあたりは暗い。
楠川分かれ(AM7:15)
こんなトロッコ道を歩く場所もあります。
安房川
荒川登山口方面と白谷雲水峡の分岐で
私たちは白谷雲水峡へ
ここからの登りが一番辛かった…
どうにかクリアして辻峠へ
AM8:45到着
とにかく、雨、風、雨、風…
AM8:50でこの明るさ。
光は森の木々にさえぎられ暗いです。
そして楽しみにしていた
もののけの森
この頃からコンデジが壊れ気味…
雨に濡れて動きが鈍い…
右上と左下に斜めに黒く写っているのはレンズを格納するカバー
雨で完全に開ききっていませんね^^;
川も増水して轟音を轟かせながら流れています。
そのすぐ脇を通るのですが声も聞こえないくらいの轟音!!
そして白谷雲水峡の管理棟間近でこの増水でルートが通行禁止となりました。
凄いでしょ~道がどこ!?
結局1㌔近く迂回しました…
AM10:15
白谷雲水峡管理棟到着
高塚小屋より5時間45分
約6時間、雨に濡れっぱなして指は白くふやける。
一ヵ月35日雨が降ると言われている屋久島の一部を体感出来て良かった。
残念だったのはこの豪雨でカメラが出せず白谷雲水峡の苔むした画像が残せなかった事。
でも自分の目には焼き付けたので良しとしましょう^^
次回は縄文杉!!
屋久島 宮之浦 縦走 白谷雲水峡 縄文杉 九州最高峰 洋上のアルプス
洋上のアルプス宮之浦岳縦走 [山行記録]
相変わらず画像が半端なく多いですのでご注意を
3/21(土)//
3:45起床
装備の準備は昨夜に終えていたので
顔を洗い着替えを済ませフロントへ
運転手に声をかけられタクシーに乗車。
4:20出発
タクシー運転手さんも登山をする方でしたので
早出を理解していただいて予定より早く来てくれていました。
1日目ルートは 淀川登山口から花之江河を経て九州最高峰・宮之浦岳を踏み
新高塚小屋を通過して高塚小屋まで約9時間の行程
この日一番気がかりである宿泊場所の高塚小屋。(無人)
収容人数20人と言う小さな小屋で寝れるかどうか。場所が確保出来るかどうか…
この連休でシーズンも始まり山に入る人も多くなるし…
タクシー運転手さんも
「これから淀川登山口に向かうまでに何台のタクシーとすれ違うかで
今日山に入る人数が大体わかりますよ。それ次第では小屋の場所取り(寝場所確保)必須ですね。」
との事。
テント持参も考えたのですが帰りの着替え、靴等々を入れると70ℓのバックパックでは足りなく
テントもツェルトも持たずにパッキング
ただでさえ今回の装備は19キロでしたのでこれ以上増やすと歩行速度も遅くなる事は絶対…
これがこの後トラブル!?の原因になるとは…
タクシーの中では運転手さんがいろいろと屋久杉の事や島の事、
淀川登山口までの1時間いろいろと教えて頂きました。
親切にして頂き早朝からお世話になりました。
安房タクシー 運転手Nさん
5:15淀川登山口着
結局タクシーとは1台もすれ違う事はなく、淀川登山口にはレンタカーらしき車が3台だけ。
タクシー料金は安房から淀川登山口まで2割増しの5900円
日の出は6:33なので辺りはもちろん真っ暗… 街灯さえないのでヘッドライトだけが頼り。
看板には
宮之浦岳往復10時間要するのでココ淀川登山口を最低7:00までに立ち
山頂を最低13:00までには降りるように。 との事。
手前の看板は
屋久島山岳部保全募金 一人500円
お互いに装備チェックして5:30淀川登山口出発!!(宮之浦岳縦走ファッション編は後日)
麓付近では半袖でもOKくらいでしたが
ここ淀川登山口は約1300mなのでヒンヤリ寒い…
しばらくは2人きりで真っ暗な山道を進みます。
夜が明けないので景色は楽しめません。
淀川
コンデジ夜景モードで7秒露出
川は澄んでいてとても綺麗。
淀川登山口から40分
淀川小屋に到着(AM6:05)
ここで身体が温まったので半袖に。
直前に大人数のパーティーが出発。
(おそらく高校生)
ココの山小屋は夜になるとネズミが出るそうですよ~
始めて会った巨木&どっかのAHOハイカー(笑
頭からオーラ出てません(爆
そしてこんな大きな枝…
どうです!?大きいでしょ!?
それを支える元の幹も太かったです。
登山道と言えばほとんどが
水浸し…
川を歩いている感じです。
いよいよ森林限界
立ち枯れした木々もちらほら。
屋久島でも
雲海に出会えました。
どこの山でもそうですが視界が開けると一気にテンションが⇗
この岩の下は崖、たいして高くはないので怖くないです。
そしてもう一つの展望台へ
屋久島ではコースのあちこちに展望台と言う場所が数か所あります。
キリンみたい木が気になります!?
いえいえ、山(高盤岳1711m)の上にある奇石気になりますでしょ!?
コレ
↓
不思議でしょ~
山頂にこんな岩が乗っかってるんですもんね。
しかも包丁入れたように綺麗に切れてるんですよ。
【トーフ岩】
下にある立ち枯れした木々と比べるとその巨大さがわかるかと思います。
はい、トーフ一丁!!
ここは小花之江河、日本最南端の湿原だとか。AM7:40
ここからもトーフ岩が見れます。
それにしても岩だけでなく木々も奇怪な形してます。
この木なんかスパイラルしながら成長していったのでしょうか!?
ココから10分歩くと
今度は大きめの湿原、花之江河AM7:50
朝食、昼食はホテルで作ってもらったお弁当。
ここでちらほらと登山者に出会う。気がかりな山小屋調査開始!!(笑
情報交換しつつ、『今日はどこまで行かれるのですか!?』・『小屋泊まりですか!?』等々の質問を…
ココで出会った人たちは日帰りで宮之浦岳ピストン、永田岳経由で鹿之沢小屋泊、等々
私達の縦走ルートの人はまだ居ない… 『ヨシ!!』
でもペースは落とせない。
っとここでハプニング!! 木道に横にしておいたバックパックがどう云う事かバランスを崩し
湿原へゴロリ… orz
ショルダーパッドとウエストベルトのパッドがビショビショ… こんな所でタイムロスしてられないので
相方には先に出発してもらい一人残って拭き取ってました(泣
まぁ1時間もすれば乾いてきちゃいましたけどね^^
15分くらいのタイムロスにて黒味岳ピストンは断念…
でもこれが良い判断だったと後に知る事に。
吹いてくる風は爽やかではなく
生ぬるい風~ さすが南国!?
島の山なので湿気があるんですね。12月に八丈島に行きましたが同じ感じ。
ふと、山頂に目を凝らすと…
黒味岳山頂の奇石に人が見えましたぁ^^
時間があれば登りたかった…
晴れている日の黒味岳からの展望は絶景らしいです。
それにしても奇石がゴロゴロ、ゴロゴロ
ここは翁岳1860m分岐付近
宮之浦岳1936mをバックに。
こんな高所でも水が豊富
常に何処かでチョロチョロ水の音。
そしてこの鮮度、透明度。日本百名水だけあります。
ちなみに超軟水。 とても美味しい。
これだけ水場が多いので山に入る時は1ℓしか積んでません。
栗生岳山頂直下
ちょいとバテて来ました(早ッ
たいしてトレーニングしなかったので大腿四頭筋が攣りまくり…
D300も首からぶら下げているので首が締まり気味(汗
AM10:10
栗生岳【くりおだけ】1867m
山頂という雰囲気ゼロ
宮之浦岳まであと少し
途中、奇石が沢山
人の顔に見えますよね^^
そして芸術的な奇石も…
嘘でしょ~ 人工的に乗っけたんじゃないの~ って声が聞こえてきそうです。
アップしてみました。
強風が吹くのに絶妙なバランスで立っています。
もぅアートとしか言いようがないですYO
AM10:30
九州最高峰・宮之浦岳【ミヤノウラダケ】1936m
山頂はこんなに混んでいます。前日、新高塚小屋に宿泊した人たちや、日帰りの人たちで一杯
滞在時間15分、気がかりな高塚小屋確保の為に皆さんより一足早く山頂を後に。
高塚小屋まではここから4時間30分…
急いでいかねば…
天気も明らかに下り気味とわかる空模様
明日は雨だなぁ…
永田岳、その麓のグリーンも鮮やか。
高塚小屋(縄文杉)方面は画像右に降りて行きます。
そしてやはり両腿が攣ってしまった…
下りの方が大腿四頭筋に入る力が大きいので足が棒のように…
そこは流石は本職の相方!! 即効性のある薬があるとの事!!
そんな即効性のある薬なんてあるのかよ~と馬鹿にしていたのですが
あら、不思議、ホント即効性があるわ^^
処方箋がないと処方できない薬だそうです。
これからは私の常備薬になりそうですYO ってちゃんとトレーニングしろYO!!(爆
もうここからは撮影はほとんどなし。
とにかく早く歩く、歩く、歩く…
途中のヒメシャラの木々も目に入らず相方撮影。
歩くこと2時間20分
新高塚小屋到着!ここの小屋もねずみが出るそうです…
宿泊人数は余裕の60人、ここで泊っても良かったのですが次の日の行程、天気を考えると
少しでも先に進んだ方が得なので高塚小屋に決めたんです。
ここでは画像にありませんが30人が休憩していました。
水場があるので私も補給。
休憩は最小限にしてココを後にします。
途中、もの凄い勢いで後ろから追い上げてくる集団が…
もちろん、道を譲る。
大きな声で、『ありがとうございます!』・『こんにちは!』・『すみません!』
どの子も礼儀正しい。
Y県K工高校山岳部。
(ザックに高校名が貼り付けてある)
私より大きなザックでスタスタ・サクサク進んで行きます。
若いって凄いなぁ~と感心しまくり^^ 私も山岳部時代を思い出しました。
その後ろを教師、顧問の先生方が4人着いて行くのですがやはり高校生の体力は半端じゃなく
私達と同じ間隔で休憩をしていました。
そして顧問の先生が、
『先に子供たちに行かせてテント(高塚小屋前に)張って待たせて置きます!!』←ここポイント
私はその言葉に
(って事はこの先生達4人もテント泊かぁ~こりゃ寝床確保出来そうだな。
でも反対側から登ってくる人たちも利用するから先を急ごう!)
っと思ったんです。
とにかく寝床確保まで心配、とにかくとにかく急ごう!! っと相方を置いて
私一人山道を飛ばしました!!(実際は歩いている^^;)
別れてすぐに顧問の先生方の1人が立ち小便しだした… 世界遺産区域なのに…
これで3人抜き!!
(1人の先生は先に行ったのか見えなかった…)
後ろを振り返らずドンドン突き進んで行きます。
頭の中は高塚小屋確保の事でいっぱい…
どうにかこうにか歩くこと1時間… 小屋付近にてカメラを片手に持った人と出くわし
高塚小屋の状況を聞くと…
「高塚小屋はもういっぱいだよ~」
私がテント持ってないと言うと…
「んxxx~ どうかなぁ~」
そして高塚小屋に飛び込み第一声に
「 すみません! テント持っていないのでどうしても泊めて頂きたいんです! 」
「 床でも構いません!! 」
出遅れた分際、偉そうなことは言えません、ここは謙虚に…
良く見ると例の高校山岳部員達と顧問の先生が居るが1Fをすべて陣取ってりじゃないですか…
だってテント張るって言ってたじゃん… orz
その顧問の先生が
まさにその通り!でも荷物の関係上装備せずに来てしまった。
私も小屋のみを頼りにここまで来てしまった…
でも、でも、これが山岳部顧問の言う言葉ですよ。
皆さんどう思います!?
山に入ったら皆、仲間!
あいさつはもちろん
ゆずり合い!!
助け合い!!
なんですよ。
まぁこの先生の一言の後に私も一言言わせてもらいましてイロイロありました。
それを見兼ねていた2Fの60代後半のおば様方6人衆の一人が
私も
「ありがとうございます!うちの相方だけでもそこに寝かせて下さい、本当にすみません。」
っと… 良かったぁ~ 確保出来た^^
っとそこに
先ほど私が抜いた3人の顧問が何も知らずに小屋に到着。
下に居る山岳部員生徒と例の顧問が縄文杉を観にいっていなくなっていたので
その3人の顧問先生に今までの経緯をお話しました。
もちろん私はその3人を抜いたので彼らは何も言えませんでしたよ。
「 はぁ… 」 「 そうですか… 」 だけ
その3人の顧問先生より先に着いた私がコンクリの床に寝る
↑
そして生徒と顧問が縄文杉から帰って来たと同時に1人の女性が小屋に入って来て
そしたらその例の顧問の先生が
「 ヨシ! お前ら(生徒)、リュックを通路に移動してスペース空けよう!! 」
私は笑っちゃいましたよ。でもそれが当然の言葉なんですよ。
女性、子供は最優先ですよ。
ひと悶着の後にヘトヘトになった相方が到着
寝場所確保出来たと言うとホッとしてました。
縄文杉を観にいく前に遅い昼食をとる事に、
本当は山頂でランチタイムだったのですが
なんせこんな状況だけに山頂では行動食のみ。
ホテルで作ってもらったお弁当で済ませました。
そしていよいよ屋久島の守り神、縄文杉と出会う訳です。
(高塚小屋から5分程度)
この縄文杉を観たら疲れも吹き飛びましたよ。
皆さんが言うように神々しい
そしてその大きさに圧倒されました。
ここの縄文杉を鑑賞するデッキはトップシーズンともなると人ごみでごった返すそうです。
こんな山奥で大渋滞って想像もしたくないです。
この後、このすぐ下に水場があるのですがそこに水を汲みに行った際に寄ったら
誰もおらず貸し切り状態でした。静かな縄文杉… とても良かった。
この杉も名前はないけれど立派な屋久杉
こちらでは見た事のない大きさの巨木が沢山あります。
今日一日の予定していた行程を無事終え小屋へ
入口に例の顧問の先生がいたのでいろいろをお話しさせて頂きました。
最後に
「 夜くらいは皆で仲良く寝ましょうね。 」
と一言。
そして私の寝床もおば様6人の他に2人だけとわかり2Fは私入れて10人で
無事に寝れる事になりました。^^
明日の起床時間は3:30!!
就寝時間17:00… こんな時間に寝れる訳がないし、でも寝てる人がいるので
起きて何かしてるわけにもいかず、寝苦しい長い長い夜が始まったのです…^^;
自己満足な記事を最後まで読んで頂きありがとうございます^^
次回、屋久島最終日編です。
ヤクシマ観光 [山行記録]
3/20(金)
東京・ / 屋久島・
いよいよ出発の日
4:00起床
5:00出発
5:30羽田到着
空港はいつ来てもドキドキしますね!
搭乗飛行機も6:50定刻に出発
飛行機撮れなかった…
そしてMt.Fujiも見えなかった…
室戸岬上空
屋久島までの直通便がないので鹿児島空港で乗り継
ANA⇒JAC
ココからはコノ飛行機に乗ります。
Q400 ボンバルディア社製の飛行機
落っこちないか不安でしたが
35分と超短時間で到着~
ギリギリまで残って撮りました^^;
初日の行動予定は
屋久島一周
レンタカーはネットで予約済み
2ドアーの車を借りる予定だったのですが 4ドアになってました!(料金は同じ)
屋久島1週約100kmだし、2人しか乗らないので一番安いのにしたんです^^;
初めに向かった先は
今回の宿
ホテル屋久島山荘
ココが入口
平屋!?いえいえココが6Fなんです。
私たちが泊った場所は2F
HPに載っていた部屋とは違い
薄暗い… しかも道路に面しているので丸見え~
でも安房川、安房港が見えます。
荷物を預け、そして明日の登山口までのタクシーをフロントの方に手配してもらいました。
が
タクシーがない、4:00出発は早過ぎる、との事…
フロントの方がどうにか4:30に1台タクシーを確保してくれました。
無事に手続きを終え
屋久島一周へ!!
その前に腹ごしらえ
屋久島の家庭料理が食べたっかったのでココに決めました。
一番食べたかったトビウオと亀の手も!!
しっかしどう見てもホントに亀の手…
食べ方を聞くの忘れて足みたいなところかじったら美味しくなかったので
お店の人に聞いてみました。
ツメの部分を割って食べるんです。
たいして身は入っていません。
味!? 貝
これで2000円ですYO
味はもちろん大満足!!
さてさて短時間で島一周ですのでサクサクと
次は
千尋【センピロ】の滝
一枚岩から流れ出る水の滝
はいはい、お次は~
屋久島フルーツガーデン
南国ならではのフルーツが食べれるとの事で行ってみました。
フルーツの木々が沢山ある中
スタッフの方に説明を受けながら
案内されます。
パパイヤ
タコの木
不思議な木ですよね~
他にもたくさんあったのですが省略…
説明を受けた後は~
こんな南国チックな建物の中で
フルーツを頂きます!!
種しか食べれないフルーツやらタンカンとグレープフルーツの掛け合わせやら
美味しかった。
入園料500円のなかにこのフルーツ代も含まれてます。
さぁて次は島の西側に向かって走ります。
途中、鹿や
人慣れしすぎなヤクザル
アニ、ミテンダYO!
とか言ってるかも。
でも気持ち良さそう(笑
そんな目で見てもなにもあげないYO~
そんなサルの脇を通過して
クリックすると大きな画像で見れます。
ウミガメ産卵の浜辺で有名な
永田浜
カメがいなかったので撤収(当り前か…^^;
そして志戸子ガジュマル園へ
良いお年を! [山行記録]
大晦日
2008年も今日が最後
いろいろと特濃な一年でした。
結納に始まり結婚式に終わり、
そんな中でも充実した山行が出来た事に満足。
親戚の挨拶回りも終え、イソイソな日々も今日でお終い。
そして
今年もたくさんの方に当Blogを見て頂き
そしてたくさんのコメントを頂き
本当にありがとうございました! ^^
またBlogを通して新しく出会った方々もたくさん出来て嬉しく思います。
来年も 山 ばかりのBlogになりますがどうぞよろしくお願いいたします。
ではでは、皆様も良いお年をお迎えください。
私はこれから富士山の麓でテントを張り御来光を拝み
明日は石割山に登り雄大な富士山からパワーをもらって来ます!!